2002.9.22(sun) 場所 新宿MARZ
曲順
1.赤い星を探して
2.青い夕闇
3.絹の絲
4.spiral
5.月と影

6.サヨナラカゲボウシ
7.向日葵

 日頃何かとお世話様です、のあっき〜さん企画の3daysの中日に初出演させて頂きました。この3日間はお目当てのバンドも沢山出たので、CD無料配布を名目に3日間丸ごと楽しませてもらってきちゃいました。豪華で多彩なメンツの説得力のあるかっこいいステージに純粋にロック小僧として音楽を満喫させてもらいました。そんな中での私達のステージ。平常心、平常心と思いつつもやはりリキんでいたんだろうな〜と今になると思う。2月ぶりというのもあって尚更。
 しかしとにもかくにも僅か3週間で持ち曲のリアレンジ、新曲のアレンジ、CDのRECを成し遂げてくれた新ベーシストそうず氏の即戦力には大感謝です。お陰で無事目標の当日CD配付も終える事が出来たんですから。今後はもっともっと曲の練り込みや曲数増やしたりしていきたい。新しいpaleorangeの形を確立する為にも。
 個人的には結果的に紅一点バンドになった事に思ったほどの違和感は感じていない。曲への取り組み方、思い入れの強さのあるメンバーで集まったからそういう性別みたいなものは二の次というかあまり気にならなくなっているんだけど、見ている人はどうなんでしょう…?違うバンドみたいな感じに見えますかね??これは当事者だとわからんのですが…。
(おおたに paleorange Gt&Vo)
 2ヶ月ぶりのライブ。そしてついに新メンバー決定&新音源配布!いや、為せば成る、為さねばならぬ、何事も、ですな。
 前日までmixしておりました。シリアル100枚のCDも90近くは無くなる大盛況でした。とにかく、今まではフライング、フライング、となるライブが主体となってしまい、本人達もどれがpaleorangeらしいライブなんだろう?という疑問が芽生えていた時期、改めてメンバー「そうず」氏を迎え、男3人、女帝(?)1人の編成で新たな一歩を踏みだしてみました。新曲も1つ引っさげ、いつものあの曲なんかはあえて外して、変わった、ということを念頭にやらかしてみましたが、どうやら本当にやらかしてしまったようです…。
 もう〜ね〜、ちょっぱや(笑)!(めちゃ、速い、という意)。かなり駆け足なライブでしたよ。4分音符で回そう回そう、とするんだけど、息が切れきれ。久々にメガネも落ちた…ありゃりゃ。
 A-key企画の1日目、バンドの転換時に2ndデモをかけてもらっていて、「どこのバンド?」という謎めいた評判がたっており、本人達もそれなりのプレッシャーがあったりしてはりきってみましたが、出来の方はうんぬん…。
 でもなんとかpaleorangeらしいものはきちんとでたかな、という気はしますね。3日目に「昨日ライブ観ました。CD下さい」と買って行って下さった方や周りに広めるから何枚かちょうだい、と4〜5枚持っていってくださった方のためにももっともっと多くの人に「肌色」を感じてもらえるライブのできるよう、日々精進いたしまする…。
(かんぶ paleorange Dr)
2002.7.14(sun) 場所 渋谷cyclone
曲順
1.みえない色
2.青い夕闇
3.spiral

4.向日葵
5.月と影
6.絹の絲

 新メンバー加入、久々のサイクロン、しかも日曜日のイベント、かなり豪華なメンツ。久々の新曲発表もあり、久々にやる懐かしい曲もあり、久々に見に来てくれた人も結構多い。こりゃあ嫌でも気合いが入りますね!(まるでどこかで書いてるような文章…;)
 という訳で新ベーシストshinobu嬢を迎えての気合い満々の初ライブ。第?期paleorangeの再スタート!と言う気持ちでメンバーのみんなのテンションもいやがおうにも高まる。彼女は良く頑張ってくれた。リハ参加後、3週間で持ち曲のうち6曲+新曲のアレンジまで参加してくれた。彼女の努力の甲斐あって、ヒヤヒヤする事なしに落ちついてライブを迎える事が出来た。後藤さんも今回はストラトに持ち替えての登場だ。サンバーストボディが渋さを醸し出す。私は替えのギターが無いので髪をサンバーストにしてみた。本番は気合い入りすぎて私はかなり暴走気味だったが…。
このライブ後はRECなどの為に2カ月間ライブをお休みする。去年も同じ事を言っていた気がするが、今年こそは気持ちも新たに2ndを作るぞ!と言う事で色んな意味で区切りとなるライブだったのだ。

だ…だがしかし…………。

運命といいうものは過酷だ。topページを見ていただければわかるように結局このメンバー初にして最後のライブとなってしまった。良いキャラと良い資質を持っていた人だけに非常に残念な結果となってしまったが、そこはオトナの事情だ仕方ない(意味深だが全く嘘)。
そしてまたまたメンバー募集となってしまったのだが、レコーディングは決行します。次回ライブには新音源を持って皆さんの前に登場します。paleorangeは転んでもただでは起きませんよ!(自己暗示って大事ですからね(苦笑;))
(おおたに paleorange Gt&Vo)

2002.6.6(thu) 場所 渋谷屋根裏
曲順
1.時空の船
2.みえない色
3.spiral
4.月と影
5.AM4
 「フライング」。そう、この日はフライング。何がフライングかって?それはいろんな意味でフライング。力みすぎて途中で力を使い果たしてしまいそうだった私、ギターを振りかぶってみたけど壊すまでは行かなかった後藤さん、ヘルプをまかされて力いっぱいに望んだつっちーくん、アンケートを配りに外に出た瞬間疲れて一歩も動けなかった大谷さん、ライブはしばらくないと言ったのにその日に7月のブッキングが決まってしまったスケジュール。みんなみんなフライング。
 そしてかなり慌てた今回のライブと違って次回のライブはベースも決まり、久々のあの曲や新しい曲を披露できることを考えるとこれまた今回のライブはフライング。みんなごめんなさい。しきりなおしで次回です。りっぱにスタートを切って見せます。
(かんぶ paleorange Dr&Prog)
 ベースヘルパーもまき姐さんから始まって大倉さんを経てついに3人目。今回はごとう氏のお友達のつっちー君を迎えてのライブ。まったく夜もヒッパレ!じゃないんだから毎回違うゲストを迎えて…というのも正直どうかという部分はあるのですが。それにしても旧名fluorite(今知ってる人は殆どいないであろう)以来の男子ベース=紅一点のワタシ、という構図は皆さまにはどのような風に映った事やら…。ライブ見に来れなかった人はフォトギャラリーで雰囲気を味わってみて下さいませ。
(おおたに paleorange Gt&Vo)
2002.5.16(thu) 場所 渋谷屋根裏
曲順
1.spiral
2.時空の船
3.AM4
4.月と影
5.みえない色
 ライブ直前まで過密スケジュールのレコーディング、そして未だベースは決まらないずという状況の中、前回でラストの予定だった大倉φ子さんに今回もヘルプをお願いしてのライブでした。リハの時間もほとんどとれなかったのに、毎回渋さの中にキラリと光るいぶし銀のようなプレイでpaleorangeをサポートしてくれた大倉さん、スペシャルさんくすです。ああ…思えばベース募集を始めてからもうすぐ早1年。ここまで長びくと「paleorangeのメンバーはよほどいじわる集団なんじゃないか?」などと思われる方もいると思いますが……………………………、
はい。いじわる集団です。メンバープロフィールのGtごとう氏の特技「陰口」に象徴されるがごとく、喰うか喰われるかの弱肉強食の世界です。

というのは嘘です(…多分…)。みんな明るく楽しい陽気な仲間達なんですよ、本当は(こうやって書くとますますうさん臭いな…)。だから安心して応募してきて下さいね。
 また、横道に逸れてしまいました。新曲が発表できないからネタが無いっていうのは甘い秘密。ネタはあります。久々にホームグランド化している屋根裏でのライブ、「ステージが広いっていいわ〜!」と解放感いっぱいでしたよ。客席も広いからお客さんが少ないと余計寂しいけど(苦笑)、やっぱり広いステージは気持ち良いです。音の分離も良いし。この日は前回の屋根裏でも対バンしたfrom大阪のバンドさんがブッキングされてて、久々の再会というのもあって大阪と東京のシーンの違いなどを楽屋で語らったり、アンケート配りして廻った時もお客さん達の反応が優しくて、全般的にほんわかした1日でした。んで、うちを初めて見た人と後日知人に同じ事を言われてびっくり…。「歌っている時は天使(大照;)のようなのに喋る(含むMC)とどうしてあんなに別人なんですか?」
 …どうしてって言われても………。全然狙ってやってる訳ではなくてどちらも自然にしているだけなのに……………………………。

 浜崎あゆみの気持ちが少しだけわかったような気がしました(?)。
(おおたに paleorange Gt&Vo)

2002.4.20(sat) 場所 四谷 Live In Magic
曲順
1.時空の船
2.みえない色
3.spiral
4.月と影
5.AM4
 前回、今回と新ベーシスト大倉φ子さんに参加していただきましたが、残念な事に今回がラストライブになってしまいました。とーっても良いベーシストだっただけに非常に残念。そしてpaleorangeはまたまたベース募集中ingです。一体いつになったらingがとれる日が来るのでしょう…(泣)。
 さて話をライブレポに戻して。この日のライブはJANETという音楽系ML主催のイベントでした。MLに参加している有志が集まってのイベントだったので、かなりのノンジャンル。遠く関西から来ていたバンドさんもいたようで。ダンスパフォーマンスタイムや司会のおねーさんもいて、普段のライブとはかなり違う雰囲気でしたわー。そんな空気の中、我らpaleorangeはお客様の目にどのように映った事やら…?出来はかなり…ヤバかったんじゃないかと思う…。トラブル続出だったし。すまぬ大倉さんよ、最後は美しく有終の美を飾って終わらせてあげたかった…(泣)。何はともあれ早くメンバーをがっつり固めたいです(切実)。
(おおたに paleorange Gt&Vo)
2002.3.7(thu) 場所 渋谷屋根裏
曲順
1.みえない色
2.赤い星を探して
3.遠い日だまり
4.月と影
5.AM4
 遅くなりました。今更ながらライブレポです。実はこの日、うちうちではヘルパーのまき姐さんがラストかも?っていうライブだったのですが、予定通りにベースが見つからないので期間延長になりそうだったところ、急遽新ベーシストが決まりつつあるかも?!という急展開になり(この辺の詳細は後日)、結果的にまき姐さんラストライブになってしまいました。
ありがとう!姐さん!お疲れさま姐さん!
集合!
 んでライブの方ですが、この日は女性ボーカルのバンドの多い日でした。どこのバンドもボーカルの方達って艶やか&美しく、ため息混じりに対バンさんを見ました。うちに足りないのは色香か?!などと素朴な疑問もわきつつ…。
 うちの演奏を久々に見に来て下さって、新メンバーになってから初見のお客さんには「アレンジが複雑になりましたね」というコメントを頂きました。確かに大分音変わっているのかもなあ…。paleorangeの1stCDは今となるとかなりサウンドが変わっていると自分でも思うし。当日のMCでもCD売ってますと話す時にあえて「1年前のpaleorangeが聞けます」と言ったのはこの辺を意識しての事だったのです。そろそろ2nd作りたいですねー。新曲も大分たまってきたし。4月からはがんがんライブでも新曲発表していきますよー!(の予定)
(おおたに paleorange Gt&Vo)
2002.2.16(sat) 場所 三軒茶屋Heaven's Door
曲順
1.野原
2.青い夕闇
3.spiral
4.月と影
5.AM4
6.時空の船
 久々に他のバンドさんの企画に参加しました。会場はペイル初の三茶Heaven'sDoor。 今回の主催はヨレパンズというバンド名とぴったしな雰囲気のキュートな女の子が率いるポップバンド。 前評判で彼らの企画は凝り方がすごいから、というのは聞いていたんだけど、当日リハ入りしてびっくり!Heaven'sがジャングルになっている!そしてよく見るとジャングルの蔦の一つ一つに可愛らしいマスコットがぶらさがっていたり。他にもおしゃれな絵が飾ってあったり、すご腕のVJさんが各バンドに非常にマッチした映像を流してくれたり、となんとも素敵な雰囲気。写真を残せなかったのが非常に残念。しかし演出、装飾もさることながら、この日に至るまでの段取りなどもすごくしっかりしていて、これぞ企画者の鏡だなーと思いました。うちが昔やっていた手際の悪い企画とは大違い。見習わないとな〜。
出演者のメンツは、普段は他の対バンとは「ポップで浮いてしまいがち」な私たちが、今回は正反対で「重くて浮いちゃう」ようなめちゃポップな対バンさん達だったけど、そういうバンドは最近ブッキングではあまり出会う事もなくなってきているし、新たな出会いがあって楽しかった。演奏の方は私個人は大昔に別のバンドでHeaven'sには数回出演した事があったんだけど、最近すっかり渋谷屋根裏の間合いに慣れてしまっていたので、ステージの狭さゆえ、中音が作りにくい感はあったけど、ステージと客席をくぎる柵も無いし(あれはなんとも苦手だ)、客席との身近な距離感が良かった。仕上げは久々の朝までコースの打ち上げ。
しかし企画は楽しいね!ヨレパンズさん、呼んで下さってありがとうございました&お疲れ様でした。
(おおたに paleorange Gt&Vo)

 2002年、今年2回目のライブ。場所はいつもと違った三軒茶屋の老舗Heaven's doorだ。見に行ったことはあるが一回だけ、結構いつもの屋根裏よりはステージが狭くてどうなるんだろう??と気にかかった一日だったが…。
 着いてまずびっくりしたのが念入りに仕掛けられた装飾たち!以前Heaven'sに来たときも企画だったのでおしゃれに着飾っていたけれど、今日はさらにさらに、天井から蔦は垂れ下がっているわ、天井にスクリーンをはってモニター以外にもVJを流しているわ、トイレは風船だらけだわ、すっごくpopに仕上げられたheaven's!対バンの方々も基本はどこかしらpopを感じさせる音が多かった。こりはpaleorangeは重くて浮くんじゃないかなぁ…と心配になるくらい。それにしても、企画主のヨレパンズの皆さんのこれだけの舞台装置をセッティングする労力、恐れ入りました…。しかも毎回違う形でライブハウスを飾っていくという。大きな声じゃ言えないけど、ウチの企画だったら間違いなく使い回しだな、こりゃ。
 さて、ライブの方はちょい押しでスタート。1バンド目はホーエブリュッケ。なんと一人で、しかも漫談でもかますかのようないでたちのソロアーティストさんでした。この蝶ネクタイはなんかしてくれるのだろうか?と思っていたらステップは踏む!MCで箱からTカップを出して水は飲む!おまけに21曲入りのCDを販売している!と一人アーティストとしてはがっちりと計算されている演出に驚きました。これはさぞかし活動もやってんのかなー、と思ったらひと言「ホーエブリュッケの次のライブはありません。2002年のライブは以上で終了です」と言い放った!おぉぉぉーい、これで終わりかい! まぁ、終始こんな感じのホーエブリュッケでした。
 2バンド目は我らがpaleorange。じわーっと始まる「野原」からだんだんと盛り上がっていき、「青い夕闇」へ。ここで「みえない色」なんかへとつながればわりとpopだったのだろうけど、あえて「spiral」というこってりモードへ。歌だけでなく曲全体を味わってもらうのがpaleorangeの狙い。今回はどんな風にお客さんの目に映ったんだろうか?
 ここでMCをはさんで再び静から始まる「月と影」に。これは一瞬の間から入る音の壁がやっていて気持ち良いんだよなぁ〜。そのまま「AM4」へと突入!お、気がつけば後藤さんもギターの弾きっぷりに熱が入ってきたぞ!負けてなるか〜!!
 通常ならここでお終いの曲の流れ。でも、今回はあえてラストに「時空の曲」がやってくる。AM4で余韻を残しながら、ドラムから始まるこの曲。再び一瞬の間から始まる音の壁がやっぱりたまんないんだわー。そして、絶頂のままステージ終了へ。
 こういう曲の流れは初のことだったからまだ続きがある、と思った人もいたみたい。あー、うちのライブには30分でも短すぎるぜよ。
 3バンド目はboogiectrs。実は外で片していたのでライブはほとんど聞けてないです。ごめんなさい〜。リハを見るかぎりではギターが三人もいて、キーボードやサンプラーっぽいものがあり、打込みを多用した、わりとギターバンドっぽい音でした。クワトロにも出ているバンドだけあってリズムはかちっとしているなぁ、と思い、同じリズムとしてよい刺激になりました。
 4バンド目はDRACO。歌が上手かったー。これまた打込(もしくは同期で曲ながし)のバンドだったけど、リズムも結構打ち込んでいた。ドラムもいるけど、細かいことは打込で、人間と機械の調和っていう感じでトリップしていた。失礼ながら、打込だったベースのフレーズもすごく印象に残っていて、どの人がベースだろう、と思ったくらいいい音とフレーズだった。ベースがいいバンドはかっこいいなー。
 最後はヨレパンズ。生音を見るのは初めてで、HPで試聴した感じでは打込っぽいなぁ、と思っていたら、やっぱりドラムレスでターンテーブルを回している人が後ろにいる形態でした(よく考えりゃあ、メンバーの所にはドラムの人のことは書いてなかったね)。ボーカルのやすこさんの声もすごく特徴的で、これまた耳に残る音でした。最後の曲ののヨレパンズのテーマはナイス!って感じで、とてもpopな締めくくりでした。
 この日一日が引き締まった要素として、VJの映像がとてもpopでプロみたいな絵がいっぱい流れて楽しかったですわ(実際プロでした、別分野で)。映像、装飾、音、とイベントとしては大盛り上がりな一日でした。
(かんぶ paleorange Dr&Prog)
2002.1.28(mon) 場所 渋谷屋根裏
曲順
1.時空の船
2.青い夕闇
3.みえない色
4.月と影
5.AM4
 2002年初のライブ、そしてジャイアンもといゴトウ氏加入後2度目にして2カ月ぶりのライブ!意味もなく2が揃ったわけだ。そんなpaleorangeは相変らずベースは募集中で、探しても探しても決まらず、ヘルパーまき@萬田銀次郎もなんやかんやでもう4回目(位)になる。
最近の曲順に赤色が無いのを見れば一目瞭然(一応新曲初お披露目の時は赤字表記をしてるのです、過去のレポ参照)、メンバー交代劇のつづく中、なかなか新曲も出来ないのだが、今回久々披露の「時空の船」などは新メンバーのみでほぼアレンジを練り直したものなのでほぼ新曲のようなものだったりする。良いことなのか悪い事なのかわからないが、見に来て下さる皆さんは意外に「実は以前やった曲」という事に気がつかない事が多いようだ。メンバー、そしてアレンジが変わるとかなり印象が違うのだろうか?
photo1
さて、肝心のライブだが、週アタマ月曜日からいきなり6バンドも出演、しかもトリ!という事でリハから本番まで緊張感がなくなるほどなが〜いインターバルだったのだが、ある対バンを見てそのまったり感は一瞬にして吹き飛んだ!その名を「mash」!かなりヤヴァい。なんせ「歪み王」の異名を持つギターさんが率いるこのバンド、もう本当にすごいんだから!!!あのギターの怪獣っぷり(サウンドの事ですよ)はYO LA TENGO来日公演以来の衝撃。もう完全に圧倒されました。まじでオススメです。こんなすごいバンドが月曜日のブッキングでしかも6バンドも出る日に平気でいたりする屋根裏って実はかなり奥が深いのかも…などと思いました。
photo2
もうこれは負けてられんなー!という事で私達も頑張りました。老体にムチ打って(笑)。前回、本番で人格が豹変し周りを驚愕させたごとう氏が(スタジオではとても温和な彼なのです)、今度はどんなハードな責めで来る事やら…と思っていたら、私同様mashを見て景気付いた彼は前回にも増して大暴れ!何度も「ひぃぃぃぃぃぃ!ネックで殴られるぅぅぅぅ!」と内心ビビリながらも私も便乗してエキサイトしちゃいました。最近ライブがとても楽しい。しかも彼とのステージは本当に楽しい。一緒にステージにいながらもすごく煽られる。本当に良い人材が加入してくれたなあとつくづく運命の出会いに感謝ですわ。
そんなこんなですごーく楽しい1日だった。リズム取ってノリながら聞いてくれているお客さんがいつもより多かったのも嬉しかったなあ。
それにしても遅い時間までお供して下さった皆さん(終わったのがなんと23時近く…)、どうもありがとうございました。2月の企画も今から楽しみ♪
(おおたに paleorange Gt&Vo)
 そういや、paleorange見るのも2ヶ月ぶりか。前回見てから間があいたからか、いくつか変わったなぁと思う所があった。まずわかり安い所で、立ち位置。立ち位置なんて、音には影響はしないんだろうけど、見た目には大きかったりする。オレ自身、ライブでの見た目をすごく重視する。いい演奏をする事にていっぱいで、「見た目」がおざなりになってるバンドも多いけど、極端な話それだと、家でCD聞いてりゃいいわけだもん。毎回足を運びたいと思わせるには、音以上に見た目(と言うより、ステージから放つ雰囲気か?)が大事だと思う。
前回はステージの左半分が濃くて、右半分が淡い感じだったから、立ち位置が変わる事によって、ステージから放たれる雰囲気みたいなののバランスがすごくよくなってた。うん、気持ちいい空気だった。
曲が始まって、「ありゃ?」と思ったのは、マダムのギターの音の変化。これは意図してなのか、PAの都合によるものか、それともアンプの性なのか。普段はエラスティカを聞いてるような、からっとしたドライな音なのに、今日はかなりウェットな音。微妙に音の輪郭がわかり難くて、なんとも違和感を覚えた。その性もあってか、1曲目は印象が薄い。
他に気付いた事と言えば、まき姉の雰囲気か。前回まで放っていた、異様なほどの存在感がマイルドになって、音の雰囲気に自然に溶け込んでた。そういや、ジャイアンも違和感なく溶け込んでたなぁ。
photo2
曲が進むにつれ、音のバランスがとれてきて、2曲目以降はギターがわかり難いとかは無かったんだけど、でも打ち込みの音が小さかった気がする。この正月は散々paleorangeのCD聞いてただけに、「ここでストリングスの音がっ!!」って言うタイミングに、なんだか肩透かしを喰らわされた気分。う〜ん、PAさんもうチット頑張ってよ!!

曲が進むにつれ、馴染み深い曲が聞けたからか、いつの間にかどっぷり音の世界にはまってく。初めに感じてた違和感もいつの間にやら気にならなくなって。2曲目からMC挟んで4曲目までは、かなりいい流れだったと思う。あっという間にすぎてった。特に、「月と影」は、押しと引き・静と動のバランスが絶妙で、すごく良かったなぁ。いや、ホントいい曲だよ。

さて、最後の曲だ。今日はトリでその最後の曲。ブッキングとは言え、この日のライブの最後を飾る曲だ。後に出るバンドがいないという事は、ある意味客に対して一番印象に残る曲でもある。ここで綺麗に締めてしまうのか。それとも次に期待をもたせるのか。ここを生かせるかどうかは、かなり大事だと思う。そう思いながら最後の曲が始まり、「おやっ?」と思った。なんとなく、マイルドな曲調。一日の(ライブの)締めを感じさせる。なんだか、ドラマのエンディングテーマを思わせる。
これが、paleorangeの企画で、そのトリ最後にでこの曲をやったなら、企画は綺麗にしまっただろう。でも、ブッキングでそれをやっちゃうと、ライブが完結しちゃって、そこで見る方も満足しちゃって、「まだ見たりない!!」と思わせるには、弱すぎるんじゃないか?ブッキングを組んだ側からすると、この上なくありがたい流れだろうけど。これが、paleorangeがあと一歩抜け出せないでいる原因かもなぁと、「後で言わなきゃ。」などと、余計な事を考えながら。。。

のはずが、曲が進むに連れて、どんどん激しくなってきて。物理的に曲調が激しくなってきたと言うより、音にこめられてる感情がどんどん激しくなってきて。凄く柔らかい曲のはずが、ヒシヒシと何かが伝わってくる。激しさとやさしさが同居してる感じ。すげぇ。感動モノ。前言撤回。この演奏の前には、何も言えません。ステージ上で、ホントに気持ちよさそうに、楽しそうに演奏してて、それがステージ上で完結してるんじゃなくて、客席にも凄く伝わってきた。きちんと締め てるにもかかわらず、次に続くものを感じた。次も見たいと思わされた。
短いステージな感じもしたけど、満ち足りた気分。変な例えだけど、おなかいっぱいなのに、まだ食べたい気分。ホント、凄くいい時間が過ごせたよ。

最後に1つ付け加えるなら、ジャイアンは既にpaleorangeになくてはならない存在だった。「いいモノを持ち込んだ」から一歩進んで、いなければいけない存在になってた。
(あっき〜 SURREAL/POP/AGGRESSIVE
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